男性がおごる?おごらない?

結婚相談所 東京 20代 30代 ブログタイトル20201213

こんにちは。ブログをご覧いただきありがとうございます。
結婚相談所 東京 / 渋谷 パールウエディングのカウンセラー佐橋です。

少し前にネット上で勃発した

結婚相談所 東京 渋谷 20代 30代 ブログ デート食事

デートで男性がおごる?おごらない?

論争ですが、いまだに時々目にすることがあります。

まあお互いの言い分は分かる気がしますが、人によって、関係性によって変わるので一概に答えを断言するのは現代では難しい問題でしょうね。

その昔、どっぷり昭和の感覚では

「男性がおごるべき!」

と公言しても特に問題がなかったように思います。世界に冠たる経済立国を支える日本男児の金銭的余裕と気概がそれを許していたのでしょう。そこは男性側も公平性を主張することはあまりなかった気がします。

男女雇用機会均等法が浸透する前では男女の所得格差は現在以上に激しいものでしたし多くの女性も専業主婦志向が強く、自分が家計の経済面を担うことなど想定していなかったことでしょう。当時の新卒就職試験の際にはある会社の採用人事担当者が就職希望の女性一同の前で

「わが社の方針として、男性社員の良いお嫁さんになりそうな方を採用します!」

と今では考えられないようなことを高らかに宣言していたそうです。

そのような環境ですから、男女の意識にずれが生じることが少なく、おごりおごられで自然に恋愛関係が進んでいったことはシンプルで良かったと思います。しかしそれが今は難しい!複雑になりました。

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男性側からすると「食事などを男性がおごる義務もなければ当然でもない」となります。現代のジェンダー平等の感覚からすれば、これは決して間違っていないでしょう。

一方で女性側から見ると「おごる男性に魅力を感じる」という方がまだまだかなり多数派のようです。パールウエディングの会員さんにお話を伺っても、最近は割り勘で気にしないという方もいくらかは増えているものの、その傾向がはっきりしています。それはそれで本能ですから議論しても意味は無いし、無理に変えようとしなくとも良いと思います。

両者はいずれも間違ってはいないので議論の結果として、どんな状況でも通じる普遍の正解は存在しないのでしょう。すべては時と場合によるし、求める関係性によるということです。

そうすると結婚相談所のように、ただのお友達ではなく結婚を前提とする男女の関係性を求めている場では、各々の会員さんに対してそれを念頭に置いたアドバイスになります。

男性会員さんに対しては、女性側から魅力を感じていただく必要があり、「おごらない男性よりおごる男性が有利になる」可能性が高いのだから、

「できるだけおごった方が良いですよ」

ということになります。そして、とはいってもなんだか公平ではない、とわだかまったままでおごっても、不満が顔に出たり、恩着せがましい発言をしたりするすれば、せっかくの行動が水の泡になりますので、

「男性が出すものだと自分の中で割り切ってしまったほうが楽ですよ」

というアドバイスになるでしょう。

このように書くと男性にとっては、女性よりのカウンセラーで何だか面白くないなと感じられるかもしれませんが、そういうことではないのです。女性に対しては全くそのまま同じの話にはなりません。

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逆に女性会員さん対しては

「おごっていただいたとしても男性が出して当然とは思わないでくださいね」

というお願いをすることになります。

そして現代感覚で当然ではないのだから、何らかの形でお返しをしたいという気持ちを持っていただくことがとても大切だと思います。

それは金銭や形のあるものである必要はありません。感謝の表現、一緒にいる楽しい時間、素敵な笑顔、魅力的な装い、嬉しい気遣いなどなど。また食事代を出してもらったら、次の店のお茶代を今度は出しますというケースもあるでしょうし、ちょっとしたプレゼントもありでしょう。けれどもそれは金銭相当のお返しというというよりは気持ちの表れであることが重要でしょう。

今度はこのように書くと「そんな面倒くさいこと嫌だから、全部ワリカンにしたい!」と仰る女性も出現します。ただし、そこを面倒くさがる方は、相性が良い方と会えれば良いのですが、経験上は上手くいかないケースが結構多いような気がいたします。何から何まで公平なら上手くいくとは言えないところが男女関係の難しいところですね。時代は流れても皆さん根本的なところで古典的なものを案外お持ちになったままなのだと思います。