74%が少子化に危機感
こんにちは。NHKさんの世論調査によると現在の少子化について回答者の74%の方が危機感を感じているそうです。
個人的な感想としては、
ああ、よかった、普通の結果で。
という感じです。
これで、みなが「大丈夫!」だったら、それこそ危機感を感じます。
(期間:5月8日~10日、対象:全国20歳以上男女、方法:コンピューター無作為抽出電話RDD、回答者数1062名(回答率67%))
当然私自身は74%のお仲間です。
残りの方は、グローバル視点で考えれば世界人口は増加していることや、
その他別の角度で見られているのかも知れないので、何とも言えませんが、
このままでは、単純に、
あまりに子供たちに申し訳ない。
と思ってしまいます。
いくらこの先、定年がどんどん延長されて高齢者が働き続けたって、働ける年齢には自ずと限界があります。
その時に、今ではあたり前にある公共的なインフラを誰の負担で維持するんでしょうか?
道路は?鉄道は?、そして病院は?警察は?消防署は?
決して年金問題だけではありませんよね。(それだって最高に深刻だと思いますが。。)
また、人口が減少すれば、だんだん国際的に経済面での交渉力も弱まっていくでしょう。
日本の国内需要が細り、購買力が低下すれば輸入金額も減っていきます。
自国のものを全然買ってくれない国から、ものを買い続けてくれる国が今後もあるのか?
現在は資源国や人口増加国の需要が見込めますが、
この先もそれを想定するのは危険のように感じます。
このままの流れの中で、現在のような豊かな日本の生活を享受できる未来は
残念ですが私には想像できません。
じゃあ、どうすればよいのか?
即答できるほど問題は単純ではないことは自明かと思います。
世帯収入低下なども含め、様々な問題が複雑に絡み合い、
もはや何か一つの課題を解決すればOKという状態ではありません。
しかしながら、だからと言って何もしなくてよいとは思えません。
責任ある大人として、子供たち未来の希望につながる何かをしたい、という想いでいっぱいです。