お見合いの「し過ぎ」に注意!

結婚相談所 東京 20代 30代 ブログタイトル20201213

こんにちは。ブログをご覧いただきありがとうございます。
結婚相談所 東京 / 渋谷 パールウエディングのカウンセラー佐橋です。

本日は結婚相談所でお相手候補の異性と初めてお会いする「お見合い」の回数に関して

陥りがちな罠

についてお話させていただきます。

日本結婚相談所連盟では登録会員総数が80,000名を突破して男女共に出会いの可能性はどんどん拡がっています。このこと自体は婚活をされる方にとって歓迎できることだと思います。

ただし

その増加に合わせて、活動する方が自分のお見合いする回数自体をやみくもに増やすことは非常に危険です。

先に結論から申しますと、

お見合い回数は多すぎても少なすぎても上手くいかないのです。

お見合い回数はほどほどが良い!

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断言するわりには「ほどほど」という曖昧な言葉が入ってしまい恐縮なのですが、これは人によって適切な回数が異なるためなので仕方ありません。実際に成婚される方々を見ていても個人差がそれなりにあります。けれども結婚相談所での仲人の経験上、あまりに極端だけど、それでもめでたく成婚したという方はめったにいらっしゃいません。

まずは少なすぎる場合を考えてみましょう。お見合い回数がゼロであればもちろん成婚する可能性はゼロです。当然それは避けねばなりません。

またお見合い回数1回で成婚というケースは何か運命的で憧れる方もいらっしゃいます。お話としては大変素敵なのですが、将来的な結婚生活を展望した見極めがまったくできていない状態で燃え上がってしまっても不安が残ります。ただ成婚さえすれば良いというわけでもないので、いつまでもお幸せが続くようにと願えば、少し冷静さを保つ意味でもある程度は比較対象を持つ状況を作ることをお勧めいたします。

会えば会うほど確率が上がるか? → ×

それでは逆に、できるだけたくさんの異性とお会いすれば良いのでしょうか?

シンプルに考える方であれば

お見合いした異性と成婚できる確率 × お見合い回数 → 成婚確率??? 

という発想になってしまうのは理解できます。ただやみくもにお見合い回数を増やせば成婚確率は無限大に上がるという理屈です。結婚相談所を開業したばかりの初心者仲人さんや男っぽい体育会系の考え方の結婚相談所メソッドでこのような話を耳にすることがあります。

けれども経験を積まれた実績ある仲人さんはこのようなことは決して仰らないと思います(少なくとも私の知る限りでは)。それは経験上たくさんのお見合いを重ねる会員さんほど上手くいかないことを身をもって感じているからなのでしょう。そして対照的に、決して多くないお見合い回数でゴールインしていく成婚会員さんを実際にたくさん見てきたからだと思います。

成婚白書データ

この傾向については仲人の肌感覚というだけでなく、はっきりとした統計にも表れています。⽇本結婚相談所連盟が成婚者9,987名についての実績をまとめた「成婚白書~2021年度版」によると、

成婚者で最も多いのは男女共にお見合いを6~10回された方々です。

成婚者のお見合い回数順位(男性)
1. 6~10回
2. 1~5回
3. 11~15回
4. 16~20回
5. 21~25回
6. 26~30回

成婚者のお見合い回数順位(女性)
1. 6~10回
2. 1~5回
3. 11~15回
4. 16~20回
5. 21~25回
6. 26~30回

そして上記のように男性と女性の順位・傾向はまったく同じです。いずれも1,2位がほぼ同等で圧倒的に多く、3位以下とのギャップがあります。そしてお見合い回数が増えるに従って該当人数がどんどん減っていく傾向も男女同様です。

個人差はあれど適切な回数は・・

結婚相談所 東京 渋谷 ブログ 20200111a

理由についてはいくつかありますが、お見合い回数を増やさない方が良いという客観的事実について理解いただけましたでしょうか。結婚相談所に入るとつい意気込んで頑張りすぎてしまいがちですが、それは陥りがちな罠のように感じます。それであっと言う間に燃え尽きてしまう方がいらっしゃいます。そうならないようにリラックスした「ほど良い」無理のない行動を続けることが重要です。

難しいですね人間は。機械ではないのですからそれほど単純にはいかない。当然といえば当然の結果なのかもしれません。そして機械ではありませんから、やはり全員が一律で統計通りではなく個人差が存在します。けれどもこれだけ明確な傾向が示されている以上、まずは一般的な行動を試みることが妥当ではないでしょうか。

パールウエディングではデータを参考にしながらも個別対応でご相談させていただきます。そして具体的には、消極的すぎる方には「もっと会っていきましょう!」、会いすぎな方には「少し抑えていきましょう!」というアドバイスになろうかと思います。