「歩み寄り♪」

結婚相談所 東京 ブログタイトル20160608

こんにちは。

ブログを見に来てくださり、ありがとうございます。

本日のテーマは「歩み寄り」です。

会員の方とは頻繁に

「お相手にはどんな方がいいでしょうねー」

というお話をしますが、

それはもちろん会員の方のタイプによって千差万別です。

 

縁あって関わりを持たせていただいた

すべての方々に幸せになって欲しいと願っていますが

だからといって、それを願うあまりカウンセラー自身の価値観から

一律に「絶対に△△な人がいいよ!」

という感じの強引な押し付けはするべきではないと思っています。

 

それでもお相手を選ぶ際に共通して、

これだけは皆さんに意識していただきたい!

ということがあります。

 

それは、

「歩み寄り」をする気持ちがある人

を選んで欲しいのです。

 

完全にできる人とまでは言いません。

それはとても難しいことですから。

けれども、初めからその努力をする気持ちも無い方が

そこに至るにまでには相当の長い年月が掛かってしまう気がします。

 

一般に、結婚するなら価値観が合う人が良いとされますが

同じ船に乗ってゴールを目指すにあたって

途中途中の意思決定をする際に意見が分かれないほうが破綻は少ないでしょう。

結婚相談所 東京 20代 30代 20170625

ただし価値観があらゆる事項に対して完全一致することはありえないし、

状況が変化すれば”ズレ”が発生するのは当たり前です。

夫婦が何十年と継続して一緒にいる以上

数限りなくズレがおこります。

 

ですから、結婚のスタート時に価値観が同じ人を選べば

それだけですべてがうまくいく

ということは無いはずです。

 

結婚生活はまさに「歩み寄り」「ゆずり合い」の連続です。

それぞれの立場から異なる視点で見れば、どちらも正しいと思える、

そんな正解がない問題に対して次々と意思決定をしていくのですから仕方のないことでしょう。

 

子供の教育に関する議論は夫婦が衝突する典型例かもしれません。

子供を愛するが故に、真剣にならざるをえません。

何が正解だったのか、それは未来になって子供の成長をみないと結果は出ません。

いや、それを見たとしても、本当にそれが正解だったのかどうかの検証は出来ないかもしれません。

 

異なる視点を持つ二人が議論をすれば当然ながら意見がぶつかります。

けれども異なる視点で見るからこそ一人では見つけられないリスク回避ができるのです。

まったく同じ視点でズレが無いのなら意見は合うでしょうが

見落としていた問題が後々発生する可能性も高まります。

それならば、この件に関しては二人でいるメリットは何もありません。

本当に重大な問題こそ多角的な視点で慎重に検討する必要があり

よく話し合った上で、互いに歩み寄り、良き着地点を見つけ出す。

その為に二人でいる。

そんな風に考えればとても合理的ではないでしょうか。

 

ズレはあっても歩み寄る。

そんな努力ができるお二人は

とても幸せなご夫婦になれると思います。