今の年収が高い男性を選ぶか？将来性をとるか？

本日は女性にとって気になるであろう、男性の収入について話題です。

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

私は企業で人事畑におりましたので

賃金変動に関してはある程度見通しがききます。

 

あまりその辺りに詳しくない女性会員さんですと

結婚相談所で相手となる男性を選ぶ際に、

現在の年収だけを見て判断してしまうのは少々リスクがありますよ

とアドバイスさせていただきます。

 

また逆に、せっかく将来性のある男性を

現在の年収数値だけを見て

何も分からず切り捨ててしまうのは

お互いにとって幸福なことではありません。

世の平均値から考えると

結婚相談所に登録をされている男性は

例えば20代、30代でも少しビックリするくらいに高収入の方が多い

と思います。

 

それは女性が求める男性の要素として

価値観など内面的なものと違って

収入は目に見える数字で表せ、かつ重要性が高いものであるゆえに

ある程度の水準でないと簡単に選別されてしまうからでしょう。

結果として結婚相談所には必然的に高収入の男性が集まってきます。

 

中には、

「どうするとこの若さで、こんな金額になるのかな？」

と驚くような収入の方もいます。

 

それは外資系であったり、

金融系であったり、

歩合給的なもの比率が高い方など

それぞれ事情があると思われます。

 

おかげで年毎の極端な変動があまりない

優良企業にお勤めの堅実で優秀な方の

高収入さがスッカリ霞んでしまいます。

 

ただし今の収入がものすごく高い方が

もう少し収入が低い方より

一生涯に得る収入もまた高いとは限りません。

 

例えば外資系企業は一般的に年収は高めですが、

退職金がないところも多いです。

また賃金カーブを見ると

勤める年数が長くなったからといって

給料が大きく上がっていかない仕組みになっている場合が多いと思います。

 

また景気が良い時は歩合給を派手に出し

悪化してくればゼロ近くなる企業もあるでしょう。

 

現在の極端な金融緩和策に支えられた

ある意味バブル景気がしぼんだ時に、

それでも経済面で家計を主に担うのは男性になろうかと思います。

 

そんな頼れる男性パートナーを見極めるのは

そう簡単ではないかもしれません。

けれどもそれは女性にとって本当に重要なことです。

 

現在の収入金額だけではなく

勤務先について知っておくことは必要です。

開示されている資料があれば読み解くお手伝いをさせていただきます。

もしも証券取引所への上場企業であれば

有価証券報告書などがインターネット上で誰でも見ることができますので

企業の経営状況をご説明することもできます。

 

そして、もちろん一番大切なのは

その人自体を見極めること

難しいことですが、これに尽きます。