時代は変わる♪ 親世代も意識を変えていきましょう!

結婚相談所 東京 20代 30代 ブログタイトル20201213

こんにちは。ブログをご覧いただきありがとうございます。
結婚相談所 東京 / 渋谷 パールウエディングのカウンセラー佐橋です。

このところ外国為替市場での急激な円安・ドル高について報道でよく取り上げられています。ゴールデンウイーク頃に久方ぶりの円安となる1ドル=130円台をつけてから今のところ、上下しながらもそれに近い水準が続いています。

この円の弱さがなんとなく今後も定着していきそうな雰囲気があり

時代は変わったんだなぁ・・・

とややノスタルジックな感覚を覚えます。

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為替相場については戦後の1ドル=360円の固定相場制から1973年に変動相場制に移行して以来、日本の国際競争力が高まるにつれてどんどん円高が進み、1980年代後半のバブル期に初めて1ドル=130円を超えました。それ以降は最高値で1ドル=75円台をつけるなど基本的にある程度の円高基調は維持されて現在に至っています。

強い円は経済大国の誇りを我々日本人に与えると共に、輸入品が安く手に入ったり海外旅行に行きやすくなるなど消費者としての実利的な恩恵を授けてくれました。

とはいえ為替相場は変動するものなので、その時々の地政学的リスクや諸国の金融政策などを反映して揺れ動き、短期的には大きな円安に振れることもありました。

しかしながら今回の円安はこれまでとは明らかに何か違う気がします。これまでは日本の経済力は揺ぎ無く、あくまで短期的なイベントや金融市場の混乱を反映した変動が中心であったのですが、今回は経済活動状況の基礎的な要因から来る日本円の信頼性についての疑念が根本にある印象です。

確かに今回についても、米国の激しいインフレを抑制するためのFRBの政策金利の上昇と日本銀行の頑ななゼロ金利政策による日米金利差が主たる要因と説明されることが多いのですが、特に日本側の投機筋の動きは上記のような信頼性の低下による「日本売り」の意識が裏側に強く感じられます。

婚活世代の親御さん世代がかつて経験された、世界を席巻する経済大国「日本」が大きく変化しつつあることを残念ながら認めざるを得ない状況となってきました。

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さて、そんな風に時代は変化しているのですから、親御さんも変化についていっていただく必要性を最近強く感じます。

結婚相談所で活動されている方が男性の場合ですと、ご本人が親の意見に左右されるということはそれほど多くないようですが、女性の場合はお相手を選ぶ際にかなり強い影響を受けているケースが多々あります。

もちろん初婚の場合は婚活をしているご本人は結婚生活をご自身のものとして実際に経験したことがないわけですから、既に何十年も先を行っている親御さんの適切なアドバイスは有用で、とてもありがたいものだと思います。

しかしながら時として、それが子供の婚活に悪影響を与える可能性もあり、親御さんとしては少々気を付ける必要があります。

それは

相手に対する条件付けでハードルを上げてしまうこと

で、これは非常に危険なことです。

親御さんは皆さん無意識のうちにご自身を基準として考えがちです。ご自身またはパートナーがお持ちだった条件、例えば経済力など、に近い水準を当然のように相手の方に求めてしまうと子供の婚活を非常に難しいものにしてしまう可能性があります。

愛する我が子の幸せを願い、より良い条件の相手と結婚してもらいたいという親心は当然理解できます。けれどもそれが昔とは大きく変化した時代には実現が難しい、高いハードルとなってしまはないかを今一度慎重に考えていただきたいと思います。

それでなくとも子供は親の期待に応えようとしてしまうものです。たとえご本人が口では「結婚は自分のするもの」と言っていたとしても、実際は相当意識している方が多いでしょう。

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確かに「本人が好きになれる相手なら、それだけで十分だよ」と言ってあげることが、絶対に結果として本人の幸せにつながるという保証はありません。そして良好な条件は継続的な結婚生活にプラスに働くことも多かろうと思います。

けれどもそもそもハードルの高さゆえに結婚できなければ問題ですし、特にそれがなくても幸せになれる条件要素ならば過剰スペックということになるかもしれません。そのあたりは時代に合ったバランス感覚を持つことが重要です。

親御さんご自身が立派にご家庭を、そして愛する我が子を守ってこられたことは尊敬に値することです。この話はそんな自負を持って頑張ってこられた立派な方々ほど陥りがちな罠なのかもしれません。

何にせよ第一に、婚活をされるご本人がお幸せな結婚生活を迎えられることが大切です。その先には自ずと親御さんにとっても幸せな未来が待っていると思います。そこに向かって時代の変化に沿った適切な感覚を持っていきましょう!