察することができない男性とのすれ違い

一般に男性は察することが苦手だと、よく言われます。
女性からすると、気遣いができない人、と受け取られてマイナスになってしまいがちです。

結婚相談所 東京 20代 30代 ブログタイトル20180323

こんにちは、東京/渋谷の結婚相談所パールウエディングの佐橋です。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

男性と女性のすれ違いは様々ですが、
察する、察しない、については分かりやすく、頻繁に聞く話です。
結婚相談所で交際中の会員さんの相談でもよく出てきます。

女性からすれば「察してくれて当然」のことが
男性からすれば「読心術を使わないと無理」だと。

例えば、交際中の女性が
「そろそろ桜が咲いてきたわね。きっとこの週末は〇〇辺りは綺麗でしょうね?」
と話しかけてきたら相手の男性はどう答えるでしょうか?

それに対して
「〇○は桜の名所で有名だから、綺麗だと思うよ。(以上)」
で終わってしまう男性も多いかと思います。
質問に対してはしっかり回答にはなっています。
だから男性からすれば、それで問題はないと考えます。

けれども女性側が期待していたのは以下のような返しだったのではないでしょうか?
「そうだねきっと綺麗だね。じゃあ土曜日に一緒に見に行ってみようか?」
という感じの、お誘いに対する対応だったと想像できます。

質問を言葉通りにだけ受け取りがちな傾向、
それは元々の特性の問題もあるでしょうし
加えて環境の問題でもあると思います。

女性のコミュニティでは相手の気持ちを気遣い、
いやな思いをさせないで
軋轢をできるだけ避けるようにして
遠まわしで、直接的な表現をあまりしないようにして会話が成り立っていると思います。
皆さんが婉曲話法に子供のころから慣れていて
膨大な会話経験を通じて訓練されてきています。

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それに対して男性のコミュニティでは
明確に紛れが無く意思を伝えることが必要とされます。

あいまいな言い回しで伝えて
それに相手が対応してくれなかったとしても
そこに第三者の男性がいたら、
「それはハッキリと伝えなかった方が悪い!」
と判定を下すのが普通です。

男性が多い職場にお勤めの方であれば
その辺りの感覚は理解できるのではないでしょうか?

あまり異性との交流の機会が多くなかった方であれば
自分のいる環境の常識が普遍的なものと考えるのは不思議ではありません。
だからお付き合いすることになって、
相手のあまりの「非常識」さに憤りを感じることになります。
けれども異性からすればそれは「常識」レベルなのかもしれません。

このようなすれ違いは、
相手は違う星から来た生き物なのだ
くらいに割り切って考えてほうが起きにくく
精神衛生上も良いと思います。

女性は、
相手は察する素質も訓練も不足しているのだから
できるだけストレートに要求を伝えること
を心掛けるとうまくいきます。

そして男性は、
言葉の裏側にある、女性の気持ちを感じ取る
ように謙虚に頑張っていくしかないですね。

これもお互いの歩み寄りが必要だということです。