結婚相談所で初めてのお見合い(女性向け)

結婚相談所 東京 20代 30代 会員女性向け

こんにちは。結婚相談所 東京 / 渋谷 パールウエディングのカウンセラー佐橋から、今回は女性会員向けコンテンツとなります。

日本結婚相談所連盟でのお見合いの注意点についてはIBJアプリでも参照できる「お見合いルール&マナー集」に記載があり、ご確認をいただきたいと思いますが、今回は「初めてのお見合い」についての更に補足事項をまとめました。ご参照ください。

服装について

お相手の方はプロフィール写真を見て、それを基準に期待をしています。したがってプロフィール写真とあまりギャップが大きくない服装が望まれます。

お見合い場所はホテルのラウンジが中心となりますが、そこはホテルで催される結婚式やイベントの参加者が利用の中心となるため、どんなドレッシーな服装でも場違いになることがない懐の深い場所です。であれば、ある程度がんばって攻めた服装の方が得策となる気がします。

自然な姿を見て欲しいと普段着に近い服装で臨みたいという方の気持ちも分からないではないのですが、同じくお見合いで来られた周囲の別の女性の素敵な服装の中で埋もれてしまうのはいかがなものでしょうか。やはりここは着飾った魅力的な姿をお見せしたいものです。

なお、お見合い場所は空調が強めに掛かっている場合が多いので、夏場などでも羽織るものをお持ちになると良いでしょう。

会場到着~挨拶~着席

到着時間

席の確保については基本的には男性側にお任せすることが一般的ですので、女性は予定開始時間より極端に早く到着している必要はありませんが、洗面所で身支度したり、夏であれば汗が引いて落ち着けるような十分な余裕が欲しいところです。早く行って建物内を少し見学するくらいのつもりで動けば遅刻の心配もなくて安全です。

挨拶

予定開始時間の少し前には待ち合わせ場所に居るようにしましょう。名字を尋ねてお相手の方だと分かれば、是非にっこりと微笑んでください。最初の印象がその後のコミュニケーションに影響を与えますので、自分の側から好循環を創り出そうという気持ちが大切です。

着席したら

ラウンジカフェの席に誘導されたら上座にあたる奥の席に当然のように座ってしまうのも無粋かと思います。男性がスマートに勧めてくだされば「ありがとうございます」、それがなかった場合は「こちらに座ってよろしいですか?」と一言ことわって奥の席に座る方がエレガントでしょう。

当日混みあっていて、相手の男性が早めに来て席を取っておいてくださったようでしたら、是非感謝の言葉をしっかりと伝えてください。(注:残念ながらそれが無くて二人で席待ちをしなければならない場合でも過度にマイナス評価をしないでください。それは相手相談所のアドバイスが不足していてご本人のせいではないかもしれません。)

結婚相談所でのお見合いでは男性は上着着用が強く推奨されています。真面目な男性は少々暑くてもそれを実践しようとするでしょうが、夏場で到着したてなどで暑そうな場合は女性から気遣って「よろしければ上着を脱いでくださいね」と促してあげると良いでしょう。優しい女性らしい気遣いが男性には嬉しく好感度が上がりますし、良いコンディションの方が男性の本来の中身を知ることができるので、お互いにとってメリットがあります。

コミュニケーション

お見合いではお相手の方を楽しませると共に、ご自身も楽しまれることが大切ですので、あまり構えないでリラックスしてください。お互いが話す割合としては女性側としては男性:女性が50:50~40:60くらいを目指してはいかがかなと思います。話が盛り上がれば30:70くらいになってもそれはご愛敬でしょう。逆に女性側が遠慮しすぎて男性が趣味や仕事の話を一人で話しまくるようなケースは経験上あまり上手くいかない気がします。

お見合いの段階ではまだ核心的な話を持ち出す必要はありません。お互いに心地よい時を共有できるかどうか手探りする状態だと思いますので、話題はお互いの趣味や興味のあることなどを中心に楽しいひと時を過ごせるようにできれば良いでしょう。

結婚相談所のお見合いでのコミュニケーション姿勢としては以下の3点を心掛けていただきたいと思います。

①共通点を見つける

人と仲良くなるための基本的なお話ですが、人はお相手と共通点があれば親近感を抱きますし、そこから話題も拡がります。また結婚相手探しであれば、根本的な価値観や人生の方向性を共有することができるか相手かどうか確認していくことが大切です。短いお見合いの席でも積極的に二人の共通点を探っていくことは重要です。共通点が見つかればその場で「一緒ですね!」と言葉で伝えて共有していきましょう。

②良いところ探し

これについては上記とは反対にお二人の相違する部分が中心になるでしょう。ご自身が持っていないけれど、お相手の方が持っている能力、考え方などは、長く大変な人生を乗り越えていくための大きな手助けとなるでしょう。そんなお相手の「良いところ」を積極的に見つけて、素敵だなと思えれば是非言葉にして表現していきましょう。そうすることによって人間関係で得られるものはプラスでしかありません。

③相手に興味を持つ

お見合いでは人生を共に歩むパートナー候補が目の前にいるわけですから、自分を助けてくれるどんな部分があるのか?、そして自分が助けてあげられる部分が合わさって結婚生活がどのように成り立つのか?真剣に考えだせば時間がいくらあっても足りずに、本来であれば興味が尽きることはないはずです。たとえ少しばかりネガティブ要素が目についたとしても、それを補って余りある素晴らしい面をお持ちかもしれません。興味を持っていれば質問もしたくなります。せっかくの限られた貴重な時間ですので不躾にならないように配慮しながらお相手のことをよく知り、また自己開示もしていきましょう。

お茶代について

日本結婚相談所連盟内でのお見合いの際には男性側がお茶代を負担することが明確なルールです。女性は財布を出してお伺いを立てる必要はありません。これは男性側が経済面の中心を担う古典的構造が男女関係を上手く運ぶという傾向が否定できないために今のところルールが続いていると思われます。

しかしながら現代的な感覚では決して平等ではないでしょうし、実際に一部の他連盟でのお見合いでは各自負担というケースも見受けられます。従って男性がお茶代を持つことが「当然だという態度はNG」です。

女性側は相手に経済的な負担させることへの感謝を「明確な言葉」と態度で表すことが必須です。また経済的な負担をしない分だけお見合い中はその分相手を楽しませるという気持ちを持っていただけたら素敵な女性だなと思います。

このような話を文章化すると、一部の女性から

「女性は服装やメイクなどの身支度に費用も時間も掛かっているのよ!」

と反論が聞こえてきそうです。それには私も同意しますし、実際にパールウエディングの男性会員さんには逆に

「女性は身支度などが大変なのだから、その努力をありがたいと思ってお茶代は当然のこととして気持ちよく払ってください!」

とアドバイスしています。

要はお互いが感謝の気持ちを持って、相手を尊重する姿勢があれば恋愛関係も上手くいくということなのだと思います。

それでは楽しいひと時をお過ごしください!